【キャンペーン告知あり】魚の命と魚食文化
こんにちは、赤坂です。
職業柄、水産資源や魚の命と向き合うことが多々あります。
そして今、魚食文化に2つの革命が起きようとしています。
この魚食革命が、水産資源にどのようなことをもたらすのか、自分の考えをまとめました。
最後に重大な告知もございますので、長くなりますがどうぞお付き合いください🙏
（最悪最後だけ読んでください）
1人1人の取組が海を救う？
水産業界に激震を与えた2か月程前のニュース
ブリ・マダイなど漁獲規制
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200914/k10012616461000.html
そのような背景から環境や持続可能性への関心が高まり、先進的な欧米諸国のように、都会では養殖魚を選んで食べている方も増えていると聞きます。
養殖技術は着実に進歩しております。
そして、私たちも美味しい真鯛を1尾でも世の中に送り出せるよう、日夜心血を注いでおります。
しかし、それ以上に、1人1人の取組で70%以上ものマダイを増やす方法がございます。
それは1尾まるごと食べることです。
説明していきます。
鯛は頭の大きい魚ですが、頭や骨に使う身が使われることは稀なため、食用にとれる身（歩留まり）は、たったの３5％と言われています。（大きめの養殖だと40％）
1尾あたりのkg単価では高い方ではない真鯛が、昨今回転寿司で150円の値がついている理由もここにあります。
そこで、1尾丸ごと買い、頭や骨についた身を余すことなく食べることで、70%以上食べることのできる部分が増えます。
その分マダイの命を消費する必要がなくなるので、７０％の真鯛を救うことになります。
歩留りの悪い真鯛だからこそ、1尾まるごと食べることに他の魚以上に価値があります。
「そうは聞いても、1尾丸ごと買ったところで、そんなに食べられない・・・」
「捌いたり保存するのって大変・・・」
ものすごく分かります！
私もかってはそう思い、養殖を営んでおりながら1尾まるごと魚を持って帰ることも少なかったです・・・
かって1位を誇った日本の魚食が、世帯あたりの人数の減少が進むにつれて衰退していった理由もここにあります。
この問題を楽しみながら打開する方法が、「熟成」という新たな魚食文化です！
それを再認識させていただいたものが、2.5ｋｇの津本式白寿真鯛をご購入いただいたお客様の10日間にも渡るストーリーです。
１つめの魚食革命、熟成～ご購入者様ご提供の１０日間のレシピ✨～
10月30日に〆た2.5ｋｇの真鯛を、１０日間かけて食べられたご購入者様のストーリーをそのまま掲載させていただきました✨
2年半かけて育てた真鯛を、頭だけではなく、中落の身まで食べてくださり本当に嬉しく感じます🙇♀️
このように、熟成はきちんと手入れすると、本当に美味しく、長期間食べていただけます！
そして、それ以上に、日数経過による味わいや食感の変化を楽しめるところがとても魅力的です。
経過により合う料理も異なり、マダイについては、2～４日目は刺身、５～１０日目は炙りやムニエル、それ以降は頭やカマの焼き物等で楽しめます。
そして、このレシピのもう１つのポイントは、11月9日に突如現れるカネナ醤油3本セットです。
このセットが、熟成の世界でさらなる魚食革命を引き起こしています！
カネナ醤油３本セットとは
カネナ醤油3本セットは、津本式究極の血抜きで知られる津本さんが突如発表し、何度か再販されたものの、品切れが続いていてる超人気商品です。
https://tsumotoshiki.com/?product=shoyu
カネナ醤油は宮崎県の青島で製造されている甘めの醤油です。
この醤油に特製のポン酢と特製だし醤油を混ぜ合わせたものが、信じられないくらい熟成魚にマッチします！
基本は1：１：１ですが、魚ぎゅや日数によって分量を変化させることでどのような熟成魚にも対応できます。
小さいから食卓にも置きやすく、常備して色んな料理に試しております。
これは熟成魚を食べ続けてきた人が作った、恐らく「世界ではじめての熟成魚のための調味料」です。
熟成魚を、
想いが詰まったこのセットを、
皆様にも楽しんでもらいたい・・・
だから
只今より１００名様先着で、白寿真鯛1尾にこの3本セットをお付けいたします！
【重大告知】1尾まるごとチャレンジ！3本セットプレゼントキャンペーン
ありがたいことに、先日までご案内していた業務用直販サイトの会員が上限に達したため、赤坂水産では、この度①熨斗（のし）がつき、②お買い得で、③クレジットカードが使える、より個人のお客様のニーズに寄り添ったギフトサイトを設立しました。
こちらのサイトから２．５ｋｇのマダイをご購入いただいたお客様に、先着100名の方にカネナ醤油3本セットをプレゼントいたします！
ギフトサイトのマダイは出来るだけ鮮度を保持するよう、「津本式究極の血抜き」を1尾1尾に施して発送いたします。
熟成と津本式カネナ醤油で1尾まるごとに是非チャレンジして下さい！
こちらのキャンペーンサイトからご購入下さい
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最後に
養殖業という仕事柄、魚の命と向き合うことが多々あります。
過去には小学生が自分達で魚を育て、食べるか逃がすか決断するというプロジェクトに参加したこともございます。
今後ますます増加する人口と必要なたんぱく質量。
手軽さが求められ、増加するフードロスと衰退する魚食文化。
養殖に対する根強い批判。
多くの方の前で魚の命についてスピーチするとき、
日頃自分の子供たちに、
未熟な私はいつも悩みに悩みながら、たった１つのことだけをお伝えしております。
「私たちは魚を美味しく楽しくできるよう頑張ります。だから、魚を出来るだけ残さず食べてほしい。」
魚を1尾丸ごと食べることは、その究極の形であり、何より魚の命へ繋がることと考えています。
魚を余すことなく食べていただける技術と想いに感謝し、今後も魚がより美味しく楽しくなるような取組を実施して参ります。
今回のキャンペーンでご購入いただいた魚をSNSに投稿される際は、「#まるごとチャレンジ」とハッシュタグを添えていただければ幸いです。
