夏の怪と津本式
赤坂水産の赤坂です・・・
先日、飼育している真鯛の生け簀にとんでもないものが漂着しました・・・
飲食店様や卸様に向け、業務用直販をはじめました
先日、飼育している真鯛の生け簀にとんでもないものが漂着しました・・・
真鯛の生け簀にとんでもないものが漂着…
— 白寿真鯛の赤坂水産 (@akasakasuisan) July 20, 2020
処理しづらいわ!
丑の刻参りはルールを守り、正しく実施して下さい😡! pic.twitter.com/NF6yNLCUdR
触らぬ神に祟りなし!
当初は放置するつもりでしたが、このままでは生け簀の「白寿真鯛」が「白”呪”真鯛」となってしまうので、恐る恐る水揚げしました・・・
間近に見てみるとかなり大きく生々しく感じます・・・
ただ、万歳しているかのようなポーズに、やや陽気な印象を受けました・・・
万歳しているかのようなポーズ・・・「救助されて嬉しい!」とでも、言うのだろうか?
しかし、長い間海水に浸っていたためか、わらがふやけ、大変痛ましい姿となっておりました・・・
そのため、処遇が決まるまで期間、出来る限り丁寧に保存することにしました・・・
保存処理
まず、清める意味も込めて塩を振り脱水します・・・
塩を洗い流し、保存の大敵である水分を吸い出すため、吸水紙と耐水紙で包みます・・・
ナイロン袋に入れ、空気を抜き真空にします・・・
これで保存処理の完了です・・・安らかにお眠り下さい・・・
一連の処理は、海産物を最高の状態で保存する「津本式究極の血抜き」という方法に倣い、実施しました・・・
丁寧な処理の全貌は、こちらの動画が分かりやすいです・・・
一か月経っても落とし主が現れない場合は神職の方に相談し、処分いたします。
最後に1つ。
今回、ずさんに管理されたわら人形が漂着したため、大変恐ろしい思いをいたしました・・・
呪物は各自責任を持ってご使用、処分してください😡!