シーサイドミーティング
先日ある量販店のバイヤーさんと、今後の商品展開等に関するミーティングを行いました✨
今回はその内容の一部を綴らせていただきます。
ミーティングの場所は民宿兼、町内屈指の創作料理屋として知られるシーサイドうわかいさん🌅
google先生によると、赤坂水産の漁場からは最短25分かかるそうです。八幡浜に行くより時間がかかりますね😅
実際の最短経路はこちら✨船で8分👌!
バイヤーさんを乗せ、船で向かいます⛵
三瓶湾を見渡せる環境で、ご用意いただいた白寿真鯛づくしを味わいました✨
これだけ盛りだくさんの品数でも全く飽きないところが白身魚のいいところですね!
☆メニュー
真鯛のお造り
真鯛のお刺身 明太子ソース
真鯛の酢の物
真鯛のカルパッチョ
真鯛のバーニャカウダ
真鯛のホワイトクリームソースパスタ
真鯛のムニエル バルサミコソース
真鯛の兜の塩焼き
真鯛のひゅうが飯
真鯛のアラを使った味噌汁
季節のフルーツ
一品目はお造りです。手前側が当日の朝〆たもの、奥が前日の14時に〆たものです。
この日食べ始めたのが12時頃ですので、奥のものは〆てから22時間経過しています。
これは、量販店にてお刺身で購入されたお客様が、夕飯にお召し上がるタイミングを想定したものです❗
活魚で市場に魚を卸した場合、22時頃から大卸さんによる〆が始まり、その後量販店の各店舗に配送されます。
そこから22時間経過すると、20時になります。
この時間帯の量販店様のお刺身には大体値引きのシールが貼られていると思います🤔
しかし、今回の真鯛のお造りが美味しければ、やや遅い時間に夕飯を食べられるお客様にも美味しく食べていただけることとなります❗
結果です!
①見た目
写真でも分かるように、朝〆と全く変わらない透明度をキープしています⭕
②歯ごたえ、食感
ほとんど変わりませんでした。並べられないとまず分からないレベルです⭕
③臭い
バイヤーさんのすすめで、どちらも塩でいただきましたが、臭みも全くございませんでした⭕
④味
朝〆た魚よりも甘みが出て美味しいと感じました⭕
3名のバイヤーさんからも、朝〆よりこちらの方が美味しいと絶賛いただけました✨
総評
夜に買っても活魚の歯ごたえ、透明度を残しつつ甘みが出て美味しいため、白寿真鯛に値引きシールは必要なし💯!
また、白寿真鯛はセサミンやポリフェノールの抗酸化作用により、過酸化脂質が抑えられるため、火を入れても全く臭みがございません。ホワイトクリームソースや、バルサミコソースの香りを魚の臭みが邪魔することもなく、大変美味しかったです✨
そしてさすがの養殖魚!
旬と呼ぶには早いこの時期でも、たっぷりと脂肪を蓄えています。ムニエルの身を噛んだ瞬間に、ジュワーッと旨味が溢れ、忙しい中でも一時の幸福感に浸ることが出来ました😋
また、お酒も扱うバイヤー様から「一般的な真鯛より白ワインに合うと思うから、そういう売り方もいいよね」との提案もいただきました🙇♂️
少し調べてみると、ワインも過酸化脂質との相性が良くない様で、ワイン中の鉄Ⅱイオンと魚体中の過酸化脂質が反応することで、生臭さの原因となるカルボニル化合物が発生するそうです。
セサミンの抗酸化能力により過酸化脂質の発生を抑えた白寿真鯛は、正に白ワインとマリアージュする真鯛です!
確かに、白寿真鯛のムニエルを食べると私もシャブリが飲みたくなりました🤤(常に飲みたい)
白ワインとの相性については、まだまだ考察の余地がありそうです!(単に経費で白ワインが飲みたいわけではない)
その他にも、勉強になることをたくさん教えていただきました。今後も様々な学びを糧に、白寿真鯛の抗酸化能力や美味しさを向上させます!進化こそ養殖の価値!
真鯛のホワイトクリームソースパスタ
真鯛のムニエル バルサミコソース
真鯛のひゅうが飯